“篠山には三大奇祭と呼ばれる祭があります。沢田八幡神社の「鱧切り祭」、今田住吉神社の「蛙おどり」、新荘轟八幡神社の「もち祭」です。  「鱧切祭」は、大蛇退治を模した神事です。柳田国男の『日本の祭』にも奇祭として取り上げられています。  「蛙おどり」は、笛や太鼓に合せて祈願の舞が演じられます。口伝えにより200余年の間、代々継承されている貴重な民俗芸能です。   「もち祭」は、当番の家が大小様々なもちをつき、翌日当家から宮入して氏子に分けられます。”