“八上城跡は、「丹波富士」と呼ばれる高城山(標高462m)に築かれた八上城を本城として、奥谷城、法光寺城からなる東西3kmに及ぶ大規模な中世の山城です。  応仁の乱の後、多紀郡守護代となった波多野氏が16世紀前半に高城山に築城しました。 1579年、織田信長の丹波攻略の一環として、明智光秀による兵糧攻めによって、八上城は落城し、波多野氏は滅亡しました。  作家井上靖氏は、小説「戦国無頼」に「なんと美しい山、なんと美しい城だろう・・・」と称された城です。”